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逆SSTをやってみよう

みんなの大学校の共同研究機関である(一財)発達支援研究所では、発達障がい当事者の行動や考えを理解するためのスキルをみんなで考えるイベント、第1回「逆SSTをやってみよう!」を開催します。
     *Zoomのウェビナー形式によるオンラインイベントです。

 療育・教育や子育てのなかで、発達障がいの特性を持つ子どもに「なぜこんな行動をとるの?」「理解できない」と悩むことはないでしょうか?でも、本当は子どもの行動には重要な意味があるのにそれを大人が理解しそこなっているという場合も多いのです。

 これまでSST(Social Skill Training:ソーシャル・スキル・トレーニング)は、発達障がい児・者の社会性を養うための方法として、広く行われてきました。
 SSTでは、定型発達的な行動や考え方に基づいて「正しい」とされる社会的ルールや他者理解・対人コミュニケーションの方法を、社会生活上で問題を抱える人が学び、理解することになります。
 その一方で、発達障がい当事者の行動や考え方を非当事者が理解していくための方法やスキルの獲得については、これまで特に方法の検討や開発は行われてきませんでした。
 しかしながら、「発達障がいの人もそうでない人もともに自分らしく」共に生きていくためには、相手の行動や考え方を理解するための「スキル」を「お互いに」学びあっていくことが必要になります。

 そこで、(一財)発達支援研究所では、定型発達者が発達障がい当事者を理解するためのトレーニング方法である「逆SST」(正式名称「SST-R(Social
Skill Training –Reversed」)を提案します。逆SSTは、当事者の行動や考え方について、回答者が一緒に考えることを通じ、当事者の思いや行動を「理解する力(スキル)」が身につく方法です。

 今回のイベントでは、実際に当事者の方と参加者の方に、具体的な事例を使って、逆SSTを行っていただきます。

<みなさんも参加できます!>
 逆SSTは、発達障がい当事者である「語り手」と、複数名の「回答者」で行います。
 今回のイベントでは、一般の方も、逆SSTが行われている模様を視聴可能な「オーディエンス(観衆)」として参加することが可能です(オーディエンスはカメラオフで参加できます)。
 逆SSTがどのように行われるのか、関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。

<第1回「逆SSTをやってみよう!」イベント概要>
 【主催】(一財) 発達支援研究所
 【日時】2021年3月21日(日)午前10時~11時30分
 【定員】無し
 【オーディエンス視聴費】無料
 【オーディエンス申込方法】以下のURLからお申込みください。
https://forms.gle/Ew2EM2gNasPGtpNn9
 *お申し込み後、お申込み内容が届かない場合や3月19日までに視聴方法等を記載したメールが届かない場合には、お手数ですが、info@hatsuken.or.jpまでメールでご連絡ください(その際、お申込みいただいたお名前とメールアドレスもお知らせください)。

 【問い合わせ先】
 発達支援研究所 Mail: info@hatsuken.or.jp

 ダウンロードして印刷可能なチラシもご用意しております(下記URLからダウンロード可能です)。ひとりでも多くの方にご参加いただきたいと考えておりますので、よろしければご掲示・ご配布いただければ幸いです。また興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、本メールおよびHPの情報をお伝えいただければ幸いです。

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